うつ卒業しました。

うつ病の症状

うつ病は、心の病気である。そんなふうに言われます。「胸おどる喜び」とか、「胸が張り裂けそうな悲しみ」とか、心が動くことを表現するとき、私たちはよく胸という部位を使います。
しかし、人の胸の中には必ずしも、心が入っているとは限りません。ハート型をしている心臓があり、肺があり、骨がそれらを支え、守っています。それが人の「胸の内」です。
うつ病というのは、本当にそこにあるのかないのか、なかなか分かりにくい病気なのです。心というものが、実際にはどこに存在しているのか分からないために、人は迷ってしまうのです。
「私は、うつ病なのだろうか?」この段階で、迷ってしまうのです。うつ病の治療のためには早めの診断が必要なのですが、それが難しいという状況があるわけです。

そういうわけで、ここではいくつか、うつ病という病気の代表的な症状について書いていこうと思います。ここに書いてあることに当てはまるかもしれない。そう思ったら、病院で診断を受けてみることをオススメします。

■気分が沈む、無気力になる
嬉しいことがあれば、悲しいことがある。それが人生というものです。悲しいことや、やるせないことがあれば、人の気持ちはどうしたって沈んでしまいます。
「気分が沈む」というのは、必ずしも珍しいことではないわけです。それに、何をするにも気力がない、疲れちまった……そんな日が年に一日もないということはないでしょう。
しかし、何の理由もなくどんどん気分が沈み、特に何をしたわけでもないのに自分を責めまくってしまう気持ちになったり、ただ休みたいというのではなく、仕事も趣味のことも何もしたくないという日が続いたりしたら、それはうつ病かもしれません。

■食欲がなくなる
上に書いたのは、健康なときと比べた「気持ちの変化」ですが、次は「身体の変化」です。うつ病の身体的な症状の第一に挙げられるのがこの食欲というものなのです。
上に書いた「無気力」というものが、人の生活にとって必要不可欠な食事にまで影響を与えるからです。「モノを食べる気力もない」という状態になってしまうのです。
モノを口に運び、歯で噛んで舌で味わい、喉の奥へ送り込むという一連の動作に対して、悲しくなるほどに気力がなくなるのです。

食欲不振が続くと、もちろん体重が減り、栄養の偏りや失調に繋がりますから、早めの診断は心と身体の両方の健康のために、ぜひとも必要であると言えそうです。